伝えていこう

東日本大震災エール
『伝えていこう』プロジェクト

賛同者からのメッセージ

瀬古利彦 様

もっと支援してあげたい
「言葉ではない何かを!」

2009年、私はタンザニアの難民キャンプを訪れました。そこには命からがら逃げてきた難民の方がたくさんいらっしゃいました。とにかく彼らを少しでも勇気づけたいと思いたち、私は、自分の専門分野であり、また日本独自の文化である駅伝を、キャンプで開催しました。彼らはとても喜んでくれました!その時の彼らの楽しそうな笑顔が忘れられず、その流れで、山中湖チャリティー駅伝をはじめたのです。
それは、走る事で社会に恩返しを、を合言葉に始まりました。
あまり知られていませんが、日本にも難民はいるのです。横浜では、カンボジアをはじめ日本に逃げてきた難民の方々が参加する駅伝も開催しました。
そんな活動のさなか、東日本大震災が起こり、駅伝の目的を震災の復興支援に切り替えました。そして昨年から、ご縁のあった被災地の高校生を応援しようと、石巻の二校の陸上部を招待したのです。
彼らの話を聞き、もっと支援してあげたい、「言葉ではない何かを届けたい!」と考えていました。

震災直後は、何か自分たちでできることをと思い、音楽を被災地に届けに行き、喜んでもらえたことがありました。その経験から、音楽にも人を勇気づける力があるのではと思いはじめていたところ、今回の駅伝での出会いがあり、そして今回、私の音楽仲間が素敵な曲を作ってくれました。
この駅伝から音楽を通じた新しい支援の道が生まれました。
小さな支援が大きな支援に繋がるような、石巻の高校生が思い切り走ることができるような活動になっていくように、私はこのプロジェクトを支援していきたいと思います。 みなさんの支援をお待ちしております。

山中湖チャリティー駅伝
会長 瀬古利彦